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カレン族の村へ寄付を届けることに成功しました

2022年2月10日

クーデター前に支援していたヤンゴン郊外のニャンイン村へ食べ物を届けることができました。

村へ行くこと自体も危険で連絡もなかなか取れなかったのですが、村の人がヤンゴンを訪れ、以前から支援の橋渡し役をしていた人物に会うことができたので、この機会に食料等を集めて渡そうということになったのでした。

以前から正規の村と認定されず、支援してきた学校も公立学校として認められない状況で頑張ってやってきた村なのですが、クーデターが起きたためより苦境に立たされていました。前は日本の労働組合関係の人やNGOからの僅かな支援があり、それ等を届けたり現地の様子を視察したりとよく私も現地を訪れたものでしたが、そうしたことも止まってしまいました。

僅かですが今回、支援することができて現地の様子を垣間見ることができたのは良かったのですが、届いた写真を見るとあまり元気そうという感じではなく、疲れや疲労を滲ませた表情がクーデター後の苦労を物語っているようでした。子供たちは元気そうでしたがあまり笑顔が見えませんね。

困窮する人々への支援が軍政による処罰の対象になっているので次回はいつ支援できるか不透明ですが、早く平和が戻ってきて欲しいものです。

お渡しした食料を小分けする様子。

念のため顔は隠します。

 

村の中でも特に苦境に立たされている人へ優先して渡してもらいました。

 

 子供たちにも校舎に集まってもらってお菓子等を配りました。

 

 

 

早く平和になって学校や経済活動が元通りになって欲しいものです。