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パオ族女性の民族服セット

2022年1月20日

 

主にシャン州に暮らすパオ族の女性が着用している服のセットになります。

パオ族はシャン族に次いでシャン州で2番目に多い民族だそうです。

伝説によると、彼らは11世紀にパガンのアノーヤター王によってモン族のマヌーハ王が倒された後、南のモン族の都市タトンからシャン州へ北上してきた人たちであると言われているそうな。現在、多くはシャン州西部のタウンジーやカロー周辺の山岳地帯に住んでいます。

今でもこの服を着ているところをよーく見かけます。ミャンマーの多くの民族が民族衣装を着なくなってきていますが、市場などで見かけることがすごく多いですね。伝統をしっかり守っているのですね。

たまたま在庫にあったものなのですが、なかなか日本では手に入らないんではないでしょうか。

 

貫頭衣と呼ばれる丈の長い服の上に、丈の短い上着を重ねて着るスタイル。なかなか斬新でおしゃれな気がします。

 

頭には鮮やかな布を巻きます。

 

2019年にインレー湖のニャウンシュエという町で撮った1枚。

若い人もちゃんと着ています。民族服とスマホのギャップが面白い。ちなみに左奥の人たちはパラウン族。