農園便りです。今回は最近の精製過程の様子です。

コーヒーチェリーの天日干し作業が進んでいます。

収穫されたチェリーをよーく洗浄した後、ナチュラルは赤いチェリーのまま、ハニープロセスは果肉を除去してから台に並べて乾燥させます。

うちの農園はまだあまり完熟チェリーが育っていないのですが、カロー地域の他の村の農園によっては既にまとまった完熟モノの収穫が始まっていて、今こうして乾燥を始めたのは他の村から買い取ったチェリー。

おかげで早めに乾燥作業をスタートできたので良かったです。というのも、現地の生豆の在庫がもうギリギリだったからです。

昨年までなら国内在庫はうちのカフェで使う分だけ考えておけばよかったのですが、今年はミャンマーで”Cafe Kalaw Hnat Coffee”という、砂糖とミルクが一緒になったインスタントコーヒー風の新商品を販売。これがなかなか人気で、豆の消費量が増えました。

あと、ミャンマー国内のカフェやレストラン向けにキロ単位で焙煎豆の卸売りも始めたところこちらも好評で、こちらも相まって予想以上に在庫豆が減ってしまったのでした。

ということで今、急いで乾燥作業を進めていて、まずは自社の在庫分を確保しようとしているわけなのです。

今月、少しだけ出来上がった生豆を日本に持って来てもらう予定です。

今シーズンの初モノはどんな感じか、今から楽しみにしています。

あと”Cafe Kalaw Hnat Coffee”も少し輸入してサンプル販売しようと思っています。

ミャンマー人に人気の上質で甘いコーヒーを、どこかでお試しいただけるかもしれません。お楽しみに！